こんにちは、副業ブロガーのたくす(@taksBLOG)です!
SEO(検索エンジン最適化)ってご存知ですか?
そう、アクセスアップのためにGoogle検索の上位表示をねらう一連の作業です。
では、どうしてアクセスアップしたいのでしょう。
それは「収益とアクセス数は比例するから」ですよね?
どうもそれが、そうでもないかも…?
パソコンが好きでブログをどんどん作った
ぼくは2021年の5月頃からブログ活動を始め、この2年間で約10サイトを作ってきました。
小学生の頃からパソコン(当時はマイコンと言いました)が大好きで、電気屋さんに置いてあった「レンタルパソコン」に通うほどの熱狂ぶり。とにかくパソコンに触っていたい性分です。
昭和とオタクのニオイがするね。
社会人になった20代のころは、平成初期のサイドビジネスが大ブーム(今で言う「副業」)で、不動産投資や株式投資よりも、パソコンを使った副業に燃えていました。
携帯電話代理店のネットショップ、資格取得アドバイスサイト運営、ときどき国家試験の過去問をランダムに出題するサイトを作ったり。パコソンに向かうことがとにかく好きでした。
インターネットが爆発的な人気になったので、友人からインターネットの設定を依頼された数も覚えていません。多いときは平日の夜から3軒ハシゴなんてときも。
そんなわけで、実際はブログは復帰から2年目です。
そんな経験があるのでブログ副業なんてカンタン、すぐに収入アップすると信じていました!
それで、ひと稼ぎしたんだね!
当時はね。今はどうかというのが今回のテーマなんです。
とらぬタヌキのなんとやら
10サイトがそれぞれ5万円ずつ収益を上げていれば、月収50万円。
いまとなっては、いろんな社会経験をしてきたこともあり、発信したいテーマは尽きません。
じゃんじゃんブログを書いて、どんどん儲けようと考えました。
ブログを作るときに基本としている方針
ブログって、日々更新していくニュースサイトや情報番組みたいなイメージでしょうか?
10サイトのブログを運営していると言うと誤解されることがあります。
少しだけ説明させてください。
実際に力を入れて更新しているサイトは2サイト程度です。作り終えたサイトは、SNSで紹介したり新コーナーを加えたりするだけで、基本的には新記事を追加していません。
目指しているのは、自然と収益が発生する完結型のサイトです。
この考え方は、ブログ作りのバイブルにしている「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] 」「ミニサイトをつくって儲ける法」の中で学べるもので、サイトを作って置いておく感覚です。
僕が作っているサイトは、日々更新していくようなブログはほんの一部です。基本的には完成させて、ほったらかしにするサイトづくりです。
自動販売機を作る感じです。
サーチコンソールのスクリーンショットをご覧あれ(ショボいのはご愛嬌)
では、実際に僕のブログではどんな減少が起きているのか、ご紹介していきましょう。
資格取得テーマのブログ
資格取得の応援サイト、僕のメインサイトです。
アドセンスクリックと、教材の物販が中心。
年2回ある本試験の付近だけアクセスが集中する、期間労働者的な動きをします。
試験時期以外のアクセスがひどい!
実は30代の頃、講師経験があるテーマなので、ゴリゴリに濃い内容になっています。キーワードによっては強調スニペットになっていたり、画像検索でもかなり表示されます。
正直、テーマがニッチすぎてライバルがほぼいません。
反面、受験者数が1万人規模なので、爆発的な収益もありません。
釣りテーマのブログ
釣りブログですが、海釣りやブラックバスのようなメジャーなところとはかけ離れた「ワカサギ」の超特化サイトです。さらに「関西」というとんでもなく狭いマーケットをテーマにしています。
ワカサギと言えば冬の魚なので、冬場のアクセスだけです。
もちろんライバルがいません。
あえて言えば、釣具ショップや釣具メーカー、釣り場の公式サイト。
でも切り口が違うのでライバルとは少し違うと思っています。
収益はアドセンスとAmazonアソシエイトが中心です。
ブログ理論のブログ【ビジネス読み物風】
ブログを理論的に考察しているサイトです。前職で15年間も営業をしてきたので、マーケティングやセールステクニック的な本をたくさん読み、実務に活用してきました。
ブログにも通じるので発信したいと思って開設したのがこのサイトです。
このサイトは完全にブログ形式でサイト設計なし。自分が書きたい内容が固まったら書くというスタンスで記事を不定期に追加しています。
このブログは10記事くらいしかないのですが、上記のアクセスはほぼ1記事だけで集めています。
収益はアドセンスのみ。
ブログ作業のブログ【ノウハウ系】
ブログ作業を中心にしたサイトで、この「招福ネコログ!」のアクセスです。
このサイトも実はトップ3記事くらいがほとんどのアクセスを集めています。
収益はアドセンスと本などの物販です。
闘病日記系のブログ
こちらは完全に自分と同じ病気で悩んでいる人へ向けた、闘病体験記です。
ほとんどアクセスはありませんが、YMYLでニッチなテーマを扱っていることから、病院系のアドセンスがクリックされたりしています。
バイク・自動車整備系のブログ
作ってほったらかしてたけど、案外アクセスあったんだ!
と、自分で驚くらいほったらかしのサイトです。
収益はAmazonnアソシエイトがほとんどです。
今回紹介するサイトはここまでです。
この他、別の資格系サイトと子育て系サイト、節約サイトなどがあります。
見えてくるジャンルと収益方法の関係性
では、あなたに質問です!
今回紹介したサイトの中で、一番収益が高いのはどれだと感じますか?
そりゃ、一番はじめの資格系サイトでしょう?アクセス数のケタが違いますもんね。
あたしもそう思うけど?
実はアクセスの少ない釣りサイトです。
資格系サイトのアクセスは確かにそれなりにありますが、アドセンスのクリックがあるくらいでそんなに収益はありません。
アドセンスでそれなりに収益を上げたいなら、もっと受験者の多い資格をテーマにしたほうが有効だと思います。
一方、釣りブログは相当ニッチで、読者は「釣れるなら少々高額でも買いたい」という潜在意識と「一度買ったら買い換えられないから使っている人のレビューを見たい」というニーズを持っています。
結果的に、数万円もするような釣具が売れたりしています。
まとめ〜1位を取れたらどうなるかを考える
ちなみに、3つ目の「ブログ理論のブログ」では、1記事がほとんどのアクセスを集めており、2022年のトレントキーワードである「インボイス制度」関連でグーグル検索の2位から4位あたりにずっといます。
ドメインパワー80近い企業の記事が1位になるまでの半年間は、この記事が1位でした。
…が、アドセンス収益はほとんどどありませんでした。
せっかく上位に食い込んだのだから、本や会計ソフトのアフィリエイトを紹介すればいいのではと考えたのですが、ちょっと無理矢理な文脈になってしまって、成約には至りません。
アクセスが集まっても、サービスの紹介がうまくいかないと収益にはならないと実感しました。
ほら、スーパーで試食するだけで商品は買わない…そんな感じです。
人は集まって、商品もいいんだけど「どうしても買わないといけないというほどでもない」で通り過ぎていく。
結局最後は営業力です。
営業力というのは、押し売りのテクニックスキルのことではありません。
ほしいと思っている人を集客できるスキルのことです。
- ほしいと思っている人の総数を考える
- ほしいと思う人が検索する言葉を知る
- ほしいと思う人が集まる情報の発信
ジャンル選定やマーケティング、SEO、サイト設計やテーマ。
どれかだけでは、飛躍はしません。
バランス良く、ひとつずつ、レベルが上ったところの総合力で成果が出そうです。
今回は実況でした!