こんにちは、副業ブロガーのたくす(@taksBLOG)です!
先日、念願の保護ネコちゃんを迎え入れて毎日が幸せと生傷にあふれかえっています。
さて、今回はSEO(検索順位最適化の工夫)に強力な手法として定着している「ドメインパワー」について、実例つきの解説です。
検索順位の上位を独占できることは、収益に直結します。
検索上位に表示しやすくなることから、中古ドメイン販売がにぎわっていますよね。
でも、高いものだと数万円どころか数十万円のものまで。
その中古ドメイン、元がとれるくらい効果があるの?
そんな疑問に、僕のブログを実例に解説します!
ドメインパワーが高くても収益に直結しない?
ドメインパワーが高いとどうなるんでしょうか?
同じキーワードで、Aサイトの記事とBサイトの記事があったとします。
Aサイトのドメインパワーは0で、Bサイトのドメインパワーが20だったとします。
記事の文字数も内容もほぼ同レベル、サイトの表示スピードも互角だったとき、Google先生は悩みます。

どっちの記事を上位表示すればいいんだぁ!?
どっちの記事が読者にとって有益なんだぁ!?
そこでGoogle先生は気付きます。

そか、他のサイトから「このサイトいいですよ」って紹介されているサイトの方がいいよね。いい被リンクの多いサイトはユーザーに支持されているんだから、Bサイトの記事を上に表示しよう!
つまり、
- 同じキーワード
- 似たようなレベルの記事
- 同じようなサーバー速度
だとしたら、ドメインパワーが高い方が上位表示される(SEO的に有利)ということになるのです。結果、みんなが自分のドメインパワーを強化しようと被リンク営業にまわるわけですね。
ここで一つ、ぼくのブログで一番稼いでいるサイトのドメインパワーをご紹介。
はい、ドメインパワーは「ゼロ」です。
でも、このサイトが一番、検索結果上位を独占していて、アフィリエイト収益も高いです。
これは超特化ブログで、競合がほとんどいないキーワードを使ったミニサイト。入念なサイト設計と、5年間の経験談を盛り込んだものなので可能な技です。
ここからは、「ゼロ」でないノーマルなサイトで解説します(このサイトは異例です)。
ドメインパワーが高いことで検索上位に表示されやすくなるのかという実例お話しします。実例は、ぼくの運営している7サイトのうちの2つです。
僕のサイトのドメインパワーとアクセス数【実例】
現在(2021年9月)、僕は7つのブログを運営しています。
そのうち、2つのブログでドメインパワーを調べてみました。
ドメインパワーを調べるサイトはいろいろありますが、今回は無料で定番の「SEO分析チェックツール」というサイトで調べました。
ドメインパワー実例その1〜ブログA
ジャンル ブログ運営
開設年月 2020年6月(1年3ヶ月)
ドメインパワーは1.4です。
被リンクの獲得のために何もしていません、ブログ村のようなランキングサイトにも登録していません。日々のpv数は数十件です。
なんのことはない、当ブログ(招福ネコログ!)のことです(°▽°)
ドメインパワー実例その2〜ブログB
ジャンル 資格関連
開設年月 2019年6月(2年3ヶ月)
ドメインパワーは36.4です。
メインで運営しているミニサイトで、キーワードによっては公式サイトより上位表示されたり、画像検索でもTOP表示されたりします。
日々のpv数は数十件から数百件と幅があります。
これは、扱っている資格が季節ものなので、大量アクセスが年間に数回集中するためです。
続いて検索流入を見てみましょう。
ドメインパワー別の検索流入は?
WordPressのプラグイン「Site Kit(サイトキット)」の画面をご覧ください。
ブログA(アフィリエイト関連ブログ)のアクセス流入状況はこちら。
検索流入もありますが、ツイッターで記事更新の告知をしていることから、Social(SNS)からのアクセス(上図の黄色部分)が半数近くあることが見て取れます。
このブログは、SNS集客って初心者のぼくでも本当にいけるの?って疑問から立ち上げたもので、ツイッター以外の告知はしないというテストをしていました。
今となってはGoogleからの検索流入が多くなりましたが、初めの頃は、ほぼ100%近くがツイッター経由でした。
ブログB(資格関連のミニサイト)のアクセス流入状況はこちら。
ご覧の通り、ほぼ検索流入(Organic Search:黄色部分)です。
ブログAとは正反対に、一切ツイッターでは告知していません。
純粋にGoogleの検索結果からのアクセスばかりです。
アクセスはやはりブログBが多く、GoogleAdSense(グーグルアドセンス)収益もアフィリエイトもブログBが圧倒的に高くなっています。
ドメインパワーの上げ方と確認方法
ドメインパワーの上げ方のうち有名なものを3つ紹介します。
被リンク獲得〜ドメインパワーを上げる最重要ポイント
他のブログから自分のブログへリンクを貼ってもらうことです。
良い被リンクの条件としては以下の3つ。
- 同じテーマのブログから
- 狙っているキーワードで
- テキストリンクしてもらう
1.同じテーマのブログからの被リンク
ぼくのブログAは、副業としてアフィリエイトブログしている人がターゲットですので、「アフィリエイトブログをキーワードにしているブログからの被リンク」であることがベストです。
さらに、リンクを貼ってくれるサイトのドメインパワーが高いほど、よりいい結果となるようです。
逆に、全く関係のないテーマのブログから被リンクされてもドメインパワーは上がりますが、効果は半減、また、そのブログの読者と関連性がないので、現実的な流入もほぼありません。
招福ネコログ!アフィリエイトブログのおすすめ情報まとめサイトというブログに、ミラーレス一眼レフカメラやiPhone、ダイエットなどのブログから被リンクを受けても、効果半減ということですね。
2.狙っているキーワードで被リンクをもらう
先ほどの話と重なりますが、このブログ(招福ネコログ!)にリンクするとき、筋トレやサプリメントのブログから被リンクをもらっても効果が薄いということです。
このブログなら、
- ブログ
- アフィリエイト
- 副業
- WordPress(ワードプレス)
- 稼ぐ
といったキーワードでリンクを受けることが望ましい結果となります。
もしも、リンクをお願いするなら、リンクしてほしい文字も指定しましょう。
3.テキストリンクしてもらう
効果が高いのは「テキストリンク」です。
検証したわけではないですが、体感的に「テキストリンク」をおすすめします。
こういうやつですね↓
招福ネコログ!アフィリエイトブログのおすすめ情報まとめサイト

わざわざバナーリンクを作って依頼するのは、SEO的にもやや力不足に感じる上に、リンクしてもらう相手に余計な手間を増やすことになります。なにより、バナーだと相手のブログデザインにマッチするとは限らず、リンクをもらえない可能性が高まります。
具体的に被リンクをお願いするなら次のようにします。
- まず、相手ブログの感想を伝える
- とてもいいと感じたことを伝える
- だから自分のブログにリンクを貼ったと伝える(もちろん本当に貼ります)
- もしよろしければ、自分のブログのリンクを貼って頂けないかと伝える
- テキストリンクのソースを書いておく
「5.テキストリンクのソースを書いておく」というのはこんな感じです。
<a href=”https://syohukunekolog.online”>
招福ネコログ!アフィリエイトブログのおすすめ情報まとめサイト</a>
伝える方法は、メールかツイッターのDMなどで良いと思います。
できれば、本当に仲良くなってからお願いするのが一番いいと思います。
ただし、貼ってもらえなくて当然、貼ってもらえたらラッキーくらいに思っておきましょう。間違っても、貼ってもらえないからと言って逆恨みするようなことはしないように(たまにそんな人は実在しますが、あなたはならないでください!)。
アクセスアップ
ドメインパワーを上げて検索流入を増やすために、「アクセスアップする」というのは矛盾しているように思います。でも、全くアクセスがないブログのドメインパワーは、なかなか上がりません。
アクセスがないということは、検索ニーズがないブログだからです。お店で言えば、いつもガラガラのラーメン屋さんがおいしそうだとは思えないですよね!アクセスのないブログは、Google先生から見ても、読者に有益なブログとは思えないからです。
ここは、SNSでブログ更新をお知らせするなどで、少しずつアクセスを稼いでみてください!
継続〜ドメインパワーアップのポイントのネタバレ!
実は、継続こそがドメインパワーアップの真髄です。
老舗(しにせ)ってことですね、信用があるんです。
さきほど紹介したぼくのミニサイト(資格関連サイト)はたった30ページほどで、更新作業も年に2回程度のものです。それなのに、ドメインパワーが36を超えているのはネタバレすると、昔ぼくが使っていたドメインを再取得したからです。

実は、2005年頃に、同じテーマのホームページをHTMLとCSSを独学で学んで運営していたのですが、そのときに使っていた独自ドメインを再取得したのです!
このドメインの1下層(今で言う「サブディレクトリ」)に、同世代ユーザーが気になりそうな資格関連サイトを作って運営していたのです。
おかげさまで、現在使っているドメインには「カメラ」「資格」に関する被リンクがついており、All Aboutといったメディアにも取り上げていただいていたので、いまだにドメインパワーが高いのです。その他、サテライトサイト(同様のテーマで作ったミニサイトやブログなど)からもリンクを貼り付けていました。

そんな被リンクをいくつも持った歴史あるドメインを、15年ぶりに使っているという裏事情があったのです(しかもエックスサーバー の無料プレゼントドメインで!)。
実際、ほぼ放置の30ページミニサイトは、毎年3回程度の大量アクセスが発生し、GoogleAdSense(グーグルアドセンス)や物販で成果を上げています。
正直、古いドメインには信用があります。
高いドメインパワー入手方法は中古ドメイン
結論として、SEOに即効性が高いのは、中古ドメインの入手です。

ぼくの(自己?)中古ドメインは、ご紹介したとおりのドメインパワーです。
キーワードによっては、試験団体の公式サイトよりも上位に表示されています。
ゼロからSEOを工夫するより、遥かに近道であることは間違いないのは、ぼくの2サイトを見るだけでも明らかです。
ドメインパワーを入手する前の注意〜中古ドメインは安くない投資だから作戦を練ることが最重要
正直、中古ドメインを使うことで、SEO対策の一部は格段にラクになります。
コツコツやるのは、記事執筆に集中すべきです。
ただし、中古ドメイン選びには絶対に外せない重要なポイントがあります。
- 自分が立ち上げるテーマと同じかどうか
- アダルトサイト等を思い浮かべるようなドメイン名でないか
- 価格が適正レベルか
テーマは可能な限り同一なものを選びましょう。すでについている被リンクが活きてきます。
ドメイン名は、アダルトや違法薬物を想像させるようなものでなければ(アドセンスやASP的には)OKです。
お値段は適正?価格が、20万、30万なんて桁違いのものではないか。
これらをまとめますと…
これから立ち上げるブログテーマに沿うもので、
中古ドメイン代を回収できる
アフィリエイト案件が見込める
という必須条件に見合ったものがベストです。
ものによっては、破格の中古ドメインが、あなたのブログを大化けさせる可能性があります。
中古ドメイン探しは、まず「収益化を含めたサイト設計」をしてからが条件です。

逆に、収益化がうまくいかない人は、中古ドメインのサイトを見てみてください。どんなドメインで、どれくらいのPV数で、どれくらい稼いでいたのかという実例がひしめき合っています。「実際に稼いでいるサイト」の現状を知ることはとっても重要です。
「アクセス中古ドメイン」という信用できる中古ドメイン販売店のリンクを貼っておきます、収益化の参考にしてください。初めて見る人は、きっと驚くほど学べると思います。
《参考になる中古ドメインの販売サイト》
中古ドメインでSEOを成功させる【アクセス中古ドメイン】
ちなみに、あやしい中古ドメイン販売店が多数あります。
アダルト関係や海外から集めた無意味な被リンクをつけたものなどを販売している販売店は、世界中に溢れています。2015年くらいまではそんな品質の低い被リンクでもSEOに効果があったので、売れ残りがたくさんあるんです。こんなドメインを使うと、SEO的にマイナスしかありません。

よくわからない会社の中古ドメインには手を出さないでください。
あと、無料の検索キーワードツールで有名な「ラッコキーワード」でも中古ドメインを販売されています。こちらも厚い信用がある会社なので安心して選べます。
まとめ〜ドメインパワーに戦略をつなげる
今回のまとめです!
- ドメインパワーは高いほうがいいと言うのは事実
- ドメインパワーをあげる主な方法は3つ
- 中古ドメインは時短、強力
- 中古ドメインはサイト設計を済ませてから選ぶ
- 変な中古ドメイン販売店に注意
今回は、ぼくのメインサイトのドメインパワーがなぜ高いかのネタバレ記事でした。
とはいえ、できるだけ読者が満足できるような内容を作り込み、アメブロで副サイトを作り、まぐまぐという無料サービスでメルマガを発行し、資格試験の公開質問掲示板も設置して、なるべく翌日までに必ず返答していました。
今で言えば、無料のオンライン授業です。
おかげさまで、たくさんのお礼メールを頂けた良いサイトでした。
この成功経験が原動力となって、再度ネットにデビューした次第です。
本業を完全に手放したら、もう一度、資格に挑戦する人たちのサポートをやりたいと思っています!

では、今日はここまで。現場から中継でお届けしました!